定額制の飲食店が話題!
こんにちは。
株式会社グローバルプランニングの今田です。
コーヒーやラーメン、お寿司、定額制の飲食店が話題なことをご存知でしょうか?
「定額制使い放題」でサービス提供している、新しいビジネスモデルは「サブスクリプションモデル」と呼ばれています。
このビジネスモデルは、動画や音楽の配信サービスや、携帯電話やWifiのデータプランなどでは定番のモデルですが、これが外食業界にも導入されて話題になっています。
飲食業界では、定額といえば食べ放題というイメージがありますが、そもそも、「サブスクリプションモデル」とはどういうものなのでしょうか。
サブスクリプションとは、
製品やサービスなどの一定期間の利用に対して、代金を支払う方式。
引用元:コトバンク
月額○○円で動画見放題というような HuluやU-NEXT、d-TVのような動画配信サービスなどが多く浸透しています。
飲食店でもこのビジネスモデルが増えてきています。
代表的なものをいくつかご紹介していきたいと思います。
1つ目は、東京都内2店舗ある「coffee mafia」
こちらのお店は日本の飲食店で初めてサブスクリプションモデルを導入した店舗だそう。
コーヒーが定額で1か月飲み放題というサービスで、3000円と6500円の2種類で、通常Lサイズ300円が1か月飲み放題か、10種類以上のドリンクが対象かの違い。
コーヒーを毎日飲むビジネスマンたちにはすごくお得なサービスですよね。
お店側としては、コーヒーをきっかけに定期的に来店してもらい、ほかの商品も購入してもらうことで利益を出していくというものだそう。
また、2つ目は東京・神奈川・千葉・埼玉でチェーン展開し、関東で15店舗を構える「野郎ラーメン」
こちらのお店では、月額8,600円(税抜)でラーメンが毎日1杯無料のパスポートが購入できるというサービス。
こちらはさらに面白いのが、ターゲット層を絞っていて食べ盛りの学生や働き盛りの18歳から38歳の「野郎世代」限定のサービスだそうです。
スマホアプリと連動して、ユーザーの行動や嗜好データを収集して、マーケティングにも生かすということも合わせて行うことで、お店側としてのメリットも出しているようでした。
こういったモデルは、売り上げの見込みが立てやすいというメリットもあります。
また、話題が集まって、口コミによる宣伝効果というのもありますよね。
継続的に売り上げを出し続けていくことは必要になってくるので、メリットの多いモデルなのではないでしょうか。
ほかにも居酒屋や定額制のワインバーなど、お店もリピーター獲得のため、いろいろな試みをしているようです。
飲食店の入れ替わりが激しい中、長く愛されるお店としてファンがついて、
繁盛し続けていくための工夫の一つとしてうまく取り入れていければよいなと思いました。
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