認知症患者のための「村」がある!?
こんにちは。
株式会社グローバルプランニングの今田です。
少子化問題、高齢化社会、年金問題など…
世間では「課題が山積み」だとニュースでもよく取り上げられ、もはや共通認識となっていますが、高齢化社会で生じている「認知症患者の増加」において、心あたたまる取り組みを発見。
フランスに「認知症患者のための村~Alzheimer’s Village~」が建設されている!?
従来の施設とは、住居ではなく施設の側面が強かったですが、デンマークの建築グループNord Architects社が、フランスの南西部に位置する街ダクスで、認知症を持つ高齢者向けに画期的な施設の建設を開始したんだそう。
その名も「アルツハイマー村(Alzheimer’s Village)」という、施設を通り越して、村をつくったというもの。
設計を指揮するモーテン・グレゲスン氏は語る。(以下引用)
「私たちは、彼らが生まれ育ったごく普通の街からかけ離れていない環境を作りたかった。
地元の建築様式に基づいた、非施設的な雰囲気を作り出すことが大切なのです。」
慣れ親しんだ環境と似た空間に囲まれていること、入居者の安心感はとても大きいのではないかと思いましたし、自然の中で過ごせるというのが与える影響は大きいと感じました。
デンマークやノルウェーでも同様の施設「村」の建設は進んでいるというので、
ぜひ世界中に広まっていったら素敵ですよね。
人と人とは支え合って生きている、自分も村を建設するとか大きなことは今すぐできなくても、自分にできる小さな支え合いを意識していこうと思います。
参考文献:https://ideasforgood.jp/2018/09/03/nord-architects-alzheimers-village/
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