助け合いのドライブシェアアプリ「CREW」
こんにちは。
株式会社グローバルプランニングの今田です。
近年、「シェア」や「マッチング」を
キーワードとしたサービスが急激に増えてきたように感じます。
自動車や、家、洋服やブランド品など、個人の資産を貸し出したり、
共有の資産としてシェアするといいったサービス。
さらには、モノだけではなく、知識・スキル・経験を売買して、
マッチングするようなサービス。
人材募集や婚活などの出会いを求めて、
マッチングサービスを利用するといったことも広く普及しています。
形態は様々ですが、所有から利用へ、必要な時に借りれば良いという考え方が浸透して、
例えば、「Uber(ウーバー)」や「Airbnb(エアビーアンドビー、エアビーエンビー)」など、様々なサービスが展開されて注目を集めています。
Uber は世界的に有名なサービス。
配車の予約から決済までアプリで完結しているので、
海外旅行の時にも安心して便利に使うことができました。
今回のトピックとしては、
ドライブシェアアプリ「CREW」を運営するAzitが総額約10億円を資金調達したと、9月3日に発表されました。
CREW(クルー)は、乗りたい人とマイカーをもっている乗せたい人を繋げて、
マッチングするサービスだそうです。
アプリから出発地点と到着地点を設定すると、
近くに登録された「CREW パートナー」を呼んでマッチング。
乗った人は、ガソリン代や高速道路実といった実費と、
システム利用に伴うマッチング手数料を支払い、
さらにドライバーに対して任意に感謝の気持ちとして、謝礼を支払うことができる。
「謝礼」の有無や金額は、自由に設定することができるというのが、
他のサービスとは異なるユニークなポイントの一つかと思います。
サービスコンセプトとして、近所の人を自家用車で乗せていくような
日本ならではの慣習をアプリで表現できないか。
この考え方を着想として、生まれたそう。
サービス料として決められた価格ではなく、
自分で感謝を金額設定するという発想が面白い。
今年8月からは、与論島で実証実験も開始され、
観光客ピーク時の公共交通機関不足を解消を狙っているそう。
「助け合い」をサービスにしているというのも面白いし、今後さらに発展してもらいたい。
0コメント